英国の遊園地、相次ぐ心霊現象にコースターの予定地を変更
英国サリー州のテーマパーク「ソープ・パーク」は、建設中に気味の悪い出来事がたびたび起きたコースターの建設場所を変更することとした。
このウォーター・ライド「ストーム・サージ」の建設にあたったスタッフは、頭のない僧のような姿を見るなど何度か不思議な出来事にあったという。また物が動いたり、肩越しに誰かの視線を感じたり、突然寒気を感じたりしたという報告も寄せられている。
同園の園長が超常現象の調査団体を呼び調査を行ったところ、古代の墓地かあるいは集落跡を侵している可能性が指摘された。園長はストーム・サージの敷地を別の区画に変更し、また科学的な調査チームによりより詳しい調査が行われている。
高さ20mのストーム・サージは「僧の道(Monk's Walk)」と呼ばれる一画に建設される予定だった。この道は666年以来チャーツィー修道院近くの廃墟とソープ教会をつないでいる。ストーム・サージの土台は深さ15mほどで、ここからは以前石棺が出土している。
この敷地の調査を行った超常現象の専門家、ジム・アーノルド氏は「コースターを建設しようとしていた敷地の一帯では、写真にオーブや心霊が写り、ウイジャボードの反応が最も強くでるなど、結果はすぐ現れました。」と語る。「あまりにも結果が強く出たため、古代の墓地か集落が侵されたため超常現象が起きているいるとしか説明できないと思います。」
地球物理学者のピーター・マスターズさんは地下レーダーを用いこの敷地を分析するよう招聘された。「予備調査では、墓地に似た反応が得られています。おそらく古代のものでしょう。」「ただの古い建造物かもしれませんが、ソープ・パークの歴史を考えれば調査を続ける価値はあるでしょう。」と彼は語った。(Sky News)
オーブ、心霊、ウイジャボード…霊能者の意見をメディアが扱うような文化が英国にはまだある。【吉】