頭蓋骨の中に4年間刺さっていたナイフを除去(動画)
雲南省の外科医が、4年間男性の頭蓋骨に刺さっていた、錆びた刃渡り10cmのナイフを取り出すことに成功したと病院側が発表した。
玉溪市人民病院の幹部によれば、李福さん(30)はひどい頭痛と口臭、呼吸困難にしばしばみまわれていたが、その原因について心当たりがなかったという。
李さんは医師に、4年前強盗に右の顎を刃物で刺され、刃物が中で折れたのに誰も気づかなかったのだと語った。外科医は腐食した刃物を砕かぬよう注意深く手術を行った。同病院のサイトでもこの手術の成功について報告がなされた(画像)。
同病院口腔科のXu Wen副室長は中国中央電視台の取材に対し「患者の口腔を調べましたが、傷跡は見つかりませんでした。どうやって刃物が頭蓋の中に入ったのか不思議です。」と語った。李さんは取材に対し、「時間がたつにつれ、頭や耳の痛みを抑えるのに注射をしていました。もう4年になります。」と語った。
ニューヨーク、モンテフィオーレ・メディカル・センターのユージン・フラム医師はX線写真をみて、刃物が喉の後に、頸動脈など主要な組織を避けて刺さっていると語った。(AOL News) , (中醫頻道)【吉】