飼い犬、寝ている飼い主の足指を食う
オレゴン州で、糖尿病患者が寝ている間に、飼い犬が足指を3本食べてしまうという出来事が起きた。
3月1日、ジェームズ・リトルさん(61)は自分が寝ている間に飼い犬に足指を食べられたことに気づき救急隊に通報した。リトルさんの体調は良好だという。リトルさんは糖尿病にかかっており、足の感覚がなくなっていた。
ダグラス郡動物管理保安官のリー・バーソロミューさんは、飼い犬の柴犬は病に冒された部分を取り除こうという本能で行動したとみられ、危険とは思えないと語った。
犬が人間の死体や病に冒された部分を食べることはよく知られており、昨年の12月にはイリノイ州で10歳の少女が寝ている間に飼い犬が左足を食べるという事件が起きている。また8月にはミシガン州で、酒に酔いつぶれた飼い主の足の親指を飼い犬が食いちぎるという事件があった。この男性も糖尿病を患っており、犬は化膿した足に引きつけられたことが判っている。
リトルさんはこの飼い犬の飼育を諦め、飼い犬は検査と通常10日間の隔離で狂犬病への感染がないことを確認された上で、他の飼い主を探すことになった。引取先であるローズバーグ・セービング・グレース里親センターのウェンディ・カン所長によれば、犬は元気だが不安な様子だという。リトルさんは金曜には退院できる予定。(AOL News)【吉】
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