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2011年3月 6日 (日)

天国を見てきた少年

 8年前、コルトン・バーポちゃん(当時3歳)は旅行でコロラドに向かう途中腹痛を訴えた。病院で彼はインフルエンザと診断された。ネブラスカの自宅に戻ってから別の医者にかかったが、病状は改善せず急速に悪化した。インフルエンザというのは誤診で、コルトンちゃんは虫垂破裂を起こしていたのだ。
 コルトンちゃんの手術中、両親のトッドさんとソニアさんは、息子はもう助からないと思いつつ、別室で祈り続けていた。コルトンちゃんの回復は遅かったが、何とか生き延びた。しかし手術後彼が話したことは皆を驚かせた。
 手術の4か月後、車で病院のそばをとおりかかった時、トッドさんは冗談で息子に病院に帰りたいか聞いた。「息子は天使が歌ってくれていた、というんです。バックミラーで息子をみると、彼は大真面目でした。」
 コルトンちゃんは天国でいろんなものを見、いろんな人に会ったという。その中にはコルトンちゃんが生まれる30年前に死んだ祖父もいたという。だがコルトンちゃんは自宅にある祖父の写真には似ておらず、1か月後祖母が送ってきた、眼鏡をかけていない若い頃の祖父の写真の方が似ていると言った。
 最も家族を驚かせたのは、コルトンちゃんが自分には1人以上の姉がいると言ったことだった。彼には1人姉がいるが、以前流産したことは話していなかった。「そのお姉ちゃんは僕を抱いて、家族が来てくれて嬉しいと言ってた」とコルトンちゃんはいう。
 時を経るにつれて彼の話はキリストの描写から神と話したこと、アルマゲドンについて話したことまで詳細になった。

 一家はコルトンちゃんの話を受け入れ、書きとめた。彼の話を記した本はこれまで50万部売れ、電子書籍やテープにもなった。現在11歳になったコルトンちゃんは自分が天国で見たことを伝え続けている。トッドさんはいう。「なぜ神が我々を選んだかはわかりませんが、神は驚くべき奇跡をみせてくださいました。」(WTKR)
 親が自分の話を聞いて喜んでくれれば、もっと親を喜ばせたくて話をつくり始める。時間が経つにつれ話が詳しくなるってのはそういうことじゃないの。誰にも悪意はないのだろうけれど、あまり話をそのまま受け入れるのはどうか。【吉】

3月 6, 2011 at 03:21 午後 今日のトピックス |

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