女子校の集合写真、「だらしない」と学校側が無断で髪型を修正
メルボルンの女子校で、集合写真に写った6人の生徒について、学校側が「だらしなく見える」という理由で生徒側に無断で修正をかけていた。
学校側の要求にしたがい6人の生徒は髪型が変えられ、イヤリングを隠され、ポニーテールが消された。
16歳の生徒の母親は「学校は髪を描きたしてイヤリングを隠したんです。むちゃくちゃです。娘のように見えないんです。」と語った。「娘は『ママ、私の何がいけないの? 何でこんなことをしなきゃいけないの?』というんです。」「生徒に間違ったメッセージを与えるものです。あの年頃の彼女達の自尊心は完全ではありませんからね。」
写真に修正を加えたナショナル・スクール・ピクチャーズ社は、修正が生徒側の了解を得ていないことを知らなかったという。同社のピーター・ギラハン社長は生徒側に謝罪した。彼は学校側が修正を求め、「少し髪の毛を垂らした」修正をしたという。
このアワ・レディー・オブ・シオン・カレッジのカレン・ジェブ校長は、「とてもだらしなく見える」何枚かの写真を見つけたという。写真館側が写真をデジタルに修正できることを示唆したが、写真を生徒に渡す際に修正箇所を確認していなかった。校長は「できのよくない修正です。生徒も嬉しくないでしょう。撮り直すことが最善の策だと思います。」と語った。生徒側も撮り直しを了承したという。(Metro)【吉】