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2011年5月 7日 (土)

元プレイメイト、ミイラ化して発見か

 ロサンゼルス郡検視局は、ビヴァリー・ヒルズの荒れはてた家で発見されたミイラ化した遺体の検死解剖を実施する。この遺体はこの1年ほど姿をみせていない、元プレイメイトで女優のイヴェット・ヴィッカーズさん(82)のものと考えられている。「遺体は何週間あるいは何か月の間放置されていたようです。現時点では確かなことは言えません。」と検視局の広報官は語っている。
 遺体が発見されたのは4月28日。ヴィッカーズさんの郵便受けが溢れており、家にクモの巣がかかているのを心配した隣人のスーザン・サヴェージさんが発見した。サヴェージさんはヴィッカーズさんの姿を夏頃から見ていないため、家の立ち入りにふみきったという。
 サヴェージさんは破れた窓から入り、服や未開封のファンメールが散らかった部屋を抜け、2階のベッドルームで誰かわからないミイラ化した遺体を発見した。遺体は床の上、つけっぱなしになったヒーターの横にあったという。「皮膚に損傷はありませんが、干した皮のように硬くなっていました。」と検視局広報官はいう。正確な分析には数週間かかるが、検視局は犯罪の疑いはないと考えている。
 インターネット・ムービー・データベース(IMDb)によれば、ヴィッカーズさんはジャズミュージシャン、チャールズ・ヴェダーさんとローラ・ヴェダーさんの娘としてミズーリ州で生まれた。2回の結婚と離婚を経験し、1958年のSF映画「妖怪巨大女(Attack of the 50 Foot Woman)」(GZone)、1959年のホラー映画「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲("Attack of the Giant Leeches)」(Allcinema)に出演、最後の映画出演は1990年のホラー映画"Evil Spirits"だった。
 スティーヴン・キングは彼の著作でヴィッカーズさんをホラー映画の女王と呼び、少年時代ベッドに入るとしばしば頭の中に彼女が浮かんだという。「甘美なもの、希望に溢れたもの、白雪姫といまいましい七人の小人のことなど考えもせず、13歳の私は町を食いつくす怪物、海から現れサーファーを食う放射能に汚染された死体、黒いブラをつけた女性を求めていた。("Never mind sweet; never mind uplifting; never mind Snow White and the Seven Goddam Dwarfs. At thirteen I wanted monsters that ate whole cities, radioactive corpses that came out of the ocean and ate surfers, and girls in black bras,")」と彼は書いている。
 ヴィッカーズさんはまた元プレイメイトとして知られている。彼女が掲載されたのは1959年の7月号。プレイボーイ側からコメントは得られていない。
 「最後まで彼女のところには世界中から、写真がほしいとか、友人になりたいという手紙やカードがきていました。」とサヴェージさんはいう。「皆悲しんでいます。誰もあんな孤独な死に方はすべきではありません。」
(Aol News:最近のヴィッカーズさんの画像あり)
 昔のヴィッカーズさんのお姿はこちらから(google画像検索) 。【吉】

5月 7, 2011 at 01:19 午後 今日のトピックス |

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