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2011年6月 5日 (日)

17歳の少年、iPad2欲しさに腎臓を売る

 中国の少年が、iPad2欲しさに片方の腎臓を約25万円で売り払った。この少年、鄭君は臓器の提供者に現金を支払うというオンライン広告を見て腎臓を売ったと母親に告白した。
 「iPad2を買いたかったけど、金がなかったんだ。」と広東省深圳TVの取材に対し語った。「インターネットを見ていたら、2万元(約25万円)で腎臓を買うという広告を見つけたんだ。」と彼はいう。交渉の後、彼は湖南省郴州に向かい、地元の病院で腎臓を摘出され、3日後退院した。彼は2万2千元の報酬を得た。
 中国政府はオンラインでの臓器の売買の撲滅に取り組んでいるが、オンラインでは普通に売買が行われているという。昨年日本のTV局は「移植旅行」のグループが中国で腎臓に650万円を支払ったことを報道した。公式な統計によれば、中国では年間百万人以上の患者が移植待ちの状態にあるが、移植を受けられるのは1万人以下だという。そのためブラックマーケットが発達しブローカーや医師、買収された役人などが利益を得ているという。
 この少年は手術後家に戻ってから母親に秘密を隠しとおすことができなかった。「家に帰ってきた時、息子はiPadとiPhoneを持っていました。」と息子の傷跡を見せながら母親のリューさんは語った。「どうしてそんなに金を持っていたのか問い詰めたところ、腎臓を売ったことを白状したんです。」
 母親は息子を連れ郴州に行き事件を警察に通報した。しかし鄭君が連絡をとっていた3人の取次人の携帯は全て電源が切られていたという。
 病院側は泌尿器科の治療について民間業者に下請けにだしていたことは認めながら、この手術については知らないとしている。(Telegraph)
 深圳TVの動画はこちら。直感的に都市伝説ではないかと思ったのだが、病院名も出ているし、母子も出演しているしなあ。ニュース自体がつくりという気もしないでもない。【吉】

6月 5, 2011 at 05:29 午後 今日のトピックス |

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