海王星、1846年の発見以来ようやく太陽の周りを1周
2011年7月12日22時27分(世界時)、海王星が発見されてから「1周年」を迎える。
海王星は1846年9月23日、ヨハン・ゴットフリート・ガレに発見されたが、以来公転周期である164年をかけてようやく太陽の周りを一周したことになる。記念すべきこの日に、海王星は大体23時以降から夜明けにかけての南の低い空に、みなみのうお座の1等星「フォマルハウト」の上方、水瓶座のデルタ星「スカト」のそばに見える。肉眼では観測できず、大きめの双眼鏡が必要とのこと(つるちゃんのプラネタリウム)。
なお2006年に準惑星となった冥王星は1930年に発見、公転周期は247年なので、発見後「1周年」は2177年に迎えることになる。(EarthSky:海王星の位置の図示あり)【吉】