顔に矢が刺さった少年(画像)
英国ハートフォードシャー州、スティーブニッジに住むルイス・タベルニエ君(17)は友人宅に自分のクロスボー(弓)を持っていき、安全装置をかけて机の上に置いた。タベルニエ君が友人と話していると、突然1m弱の距離に置いてあったクロスボーから矢が発射され、約20cmの矢が彼の右頬に8cmほど刺さった。X線写真によるとタベルニエ君の頬骨は砕けているが、矢は奇跡的に重要な神経や動脈から2mm外れていた。
彼は言う。「これまでクロスボーは何度も使ってきたし、安全装置もかけてたんで、よく考えずに机の上に置いたんです。」「けれど突然矢が発射されました。まったく不思議です。周りには誰もいなかったし、友人は弓が発射されて僕に刺さるところを見ています。」「1mくらいしか離れてなくて、矢があまり早く勢いがよかったので、矢が刺さった感じがしませんでした。友人に『ねえ、顔に矢が刺さってる?』と聞いたことを覚えてます。」「友人は気が動転してました。最初痛みは全然感じなかったので、自分もショックを受けてたんだと思います。友人のお父さんが車で病院に連れていってくれたところで、初めて痛みを感じました。」「お医者さんからは2mmずれて神経に刺さっていたら死んでいたし、刺さった場所がもう少し下だったら喋れなくなっていたと言われました。」「あまり痛くはなかったけど、自分に起きたことが信じられません。あまりに非現実的です。」
彼は病院に運ばれ緊急手術を受けた。矢は顔に8cmほどの深さで刺さっており、筋肉に穴を開け頬骨を砕いていた。「6月24日に病院にいき、翌日には帰宅しました。めまぐるしかったです。」「急所を外れたのは運がよかったです。もし眼を失っていたらと思うと怖いし、脳に刺さらなかったのは幸運です。」と彼はいう。
彼の顔には小さな傷がついただけだったが、筋肉にあいた穴が元に戻るには半年ほどかかるという。(Mail Online:画像はこちら)【吉】
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