身長155cmの少年、身長200cmの友人を救う
英国ウェスト・ヨークシャー州ウェイクフィールドで、溺れかけた身長2mの少年を身長155cmの友人が助けるという出来事があった。
アダム・グリーニング君(16)は身長200cm、体重152kgの巨漢。友人のサム・ブレア君(15)は身長155cm、体重50kg。ブレア君は運河に飛び込みグリーニング君の体を20分近くも支えた。
グリーニング君はふざけて運河に飛び込んだものの、水が冷たく土手まで泳ぎつくことができなくなった。ブレア君は「グリーニング君を引き上げようとしたけど、重すぎて難しかった。彼を支えてずっと話しかけてたんだ。」と語る。
20分間の奮闘の末、ようやく彼を土手に引き上げる事ができた。グリーニング君はすでに意識を失っていた。救命士はグリーニング君が低体温症になっているのを発見した。彼は「死ぬかと思ったよ。」と語っている。
グリーニング君の母親、フェイスさん(58)は「アダムは優しい大男で、ブレア君はよく気を配ってくれていました。ブレア君のとっさの判断と人並みはずれた力がなければ、息子はもうここにはいなかったでしょう。」と語った。(The Sun)【吉】