工場のミスで210cmの巨大スリッパが届く
ロンドン東部のイルフォードに住むトム・ボッディンガムさん(27)は自分の大きな足に合うようスリッパを特注した。しかし製造業者が小数点を見落とし、彼に届いたのは2mを超える巨大なスリッパだった。
ボッディンガムさんの右足のサイズは32cmだが、左足は若干大きく33.5cm、イギリスのサイズでいうと14.5だ。しかし彼が発注した香港の業者がサイズを読み誤り、イギリスのサイズでいうと1,450またはXXXXXXXXXXXXXXXXL、日本のサイズに換算すると210cmのスリッパをつくってしまった。2人用の寝袋にしてもまだ余るサイズだ。
いつも特注の靴を履いているボッディンガムさんはこの巨大スリッパをeBayでオークションにかけようと考えている。「香港から直接送られてきたんです。サイズは210cm×130cm×65cmでした。クマと同じくらいの大きさです。僕はおそらく世界最大のスリッパの持ち主でしょう。」「このスリッパをウェブで売ろうと考えてます。これがいくらかのお金になればいいと考えてます。」と彼は語る。
製造業者のモンスター・スリッパーズ社はボッディンガムさんに謝罪し、今回のミスは誤訳によるものだと説明している。「ボッディンガムさんには謝罪を済ませ、現在正しい寸法のスリッパを作成中です。」 香港工場の広報担当者によれば、担当者はディスプレイ用の小道具だと思い、特に異常なサイズについて考えることはなかったという。(Mirror)
イギリスのサイズの数字は100倍だが、なぜ実際の大きさが100倍の33.5mにならないのかは不明。【吉】