世界の水没した教会
英国紙"The Sun"が水没した教会の特集をしている。
【ロシアのカリャージンの鐘楼】1796年から1800年にかけて建設された聖ニコラス修道院の名残。1939年にスターリンがヴォルガ川に貯水池を建設するためカリャージンを水没させることを決定し、 修道院そのものは取り壊された。この不思議な風景が観光客の人気を得て、ロシア政府は鐘楼を補強し、ボートを留められる場所をつくった。(The Basement Geographer)
【ベネズエラのポトシの教会】1985年にウリバンテ・カパロ水力発電所の建設とともに水没したポトシの教会は、2010年のエル・ニーニョによる干魃で姿を現した。この教会はベネズエラにおけるエネルギー不足の象徴となっている。(National Geographic)
【インド、カルナータカの聖ロザリオ教会】1860年に建設され、1960年にヘマバチ貯水池がつくられる際に水没した。以来毎年水面から現れたり、沈んだりを繰り返しているという。(The Hindu)
【ブラジル、ペトロランディアの教会】フランシスコ川に設けられたダムの為に沈んだ教会。(Flickr:Alvaro Severo's photostream)
以上The Sunより。
世界中にはこの他にも水に沈んだ教会があるようだ。
【ロシア、クロヒノ教会】シェクスナ川沿岸に15世紀につくられ、20世紀に水力発電所建設のために水没。(About.com)
【イタリア、クローン・ヴェノスタの鐘楼】教会が沈むレジア湖は冬期には凍り、氷から鐘楼が顔をのぞかせ、鐘楼まで歩いていける。寒い冬の日には鐘楼の鐘が聞こえるという言い伝えがあるが、鐘自体は教会が水没する前に撤去されているという。(UrbanGhosts)
【マケドニア、Mavrovo、聖ニコラス教会】1850年に建設、2003年に水没。普段は全建物が水面下に沈むが、夏期には建物が姿を現すという。(SkyscraperCity)
こちらの画像もご参照あれ(Pictrmania)【吉】