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2011年11月 6日 (日)

世界の水没した教会

 英国紙"The Sun"が水没した教会の特集をしている。
 【ロシアのカリャージンの鐘楼】1796年から1800年にかけて建設された聖ニコラス修道院の名残。1939年にスターリンがヴォルガ川に貯水池を建設するためカリャージンを水没させることを決定し、 修道院そのものは取り壊された。この不思議な風景が観光客の人気を得て、ロシア政府は鐘楼を補強し、ボートを留められる場所をつくった。(The Basement Geographer)
 【ベネズエラのポトシの教会】1985年にウリバンテ・カパロ水力発電所の建設とともに水没したポトシの教会は、2010年のエル・ニーニョによる干魃で姿を現した。この教会はベネズエラにおけるエネルギー不足の象徴となっている。(National Geographic)
 【インド、カルナータカの聖ロザリオ教会】1860年に建設され、1960年にヘマバチ貯水池がつくられる際に水没した。以来毎年水面から現れたり、沈んだりを繰り返しているという。(The Hindu)
 【ブラジル、ペトロランディアの教会】フランシスコ川に設けられたダムの為に沈んだ教会。(Flickr:Alvaro Severo's photostream)
 以上The Sunより。

 世界中にはこの他にも水に沈んだ教会があるようだ。
  【ロシア、クロヒノ教会】シェクスナ川沿岸に15世紀につくられ、20世紀に水力発電所建設のために水没。(About.com)
 【イタリア、クローン・ヴェノスタの鐘楼】教会が沈むレジア湖は冬期には凍り、氷から鐘楼が顔をのぞかせ、鐘楼まで歩いていける。寒い冬の日には鐘楼の鐘が聞こえるという言い伝えがあるが、鐘自体は教会が水没する前に撤去されているという。(UrbanGhosts)
 【マケドニア、Mavrovo、聖ニコラス教会】1850年に建設、2003年に水没。普段は全建物が水面下に沈むが、夏期には建物が姿を現すという。(SkyscraperCity)
 こちらの画像もご参照あれ(Pictrmania)【吉】

11月 6, 2011 at 04:30 午後 今日のトピックス |

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