新疆ウイグル自治区の子供が通うスゴい通学路(画像)
新疆ウイグル自治区タシュクルガン・タジク自治県の皮里村という小さな村がネット上で話題になっている。中国中央電視台の記者が村の子供たちの尋常でなく険しい通学路の様子をweibo(中国のツイッター風サイト)に投稿したところ、1万6000件以上のリツイートがあったのだ。
この記者によれば、皮里村の416人の村民は山の中に散り散りに住んでおり、うち80人が学齢に達している。しかし学校があるのは200km以上遠くで、通学路のうち80kmの道は細い山道や危険な崖の道、流れの急な川沿いの道だ。
学校が始まる時期になると、村の役人と教師が村に来て生徒たちを集め、学期中子供たちは寄宿舎で生活し、学期の終りに村まで送り返されるという。
皮里村へは4つの凍るような川の中を渡り、200mの鎖の橋と4つの板の橋を渡らなければならない。特に流れが急なヤルカンド川は避けていくつもの丘と浅瀬を通っていかなければならないのだ。いつ石が頭の上から降ってきてもおかしくないし、足の半分ほどしか幅がないがけ道の下には激しい川が流れている。学校までは片道2日半もかかる。
通学する際最も苦しいことは、水がないことだ。川が激しく流れるのを見ながら、よほど喉が渇いた場合以外は、そこから飲むことは耐えなければならないという。(ChinaHush:すげえ通学路の画像はこちら)
卒業までに何人生き残るんだよこれ。【吉】