36歳の童貞男性、14児の父に
トレント・アーセノートさんは36歳の童貞。しかし14児の父だ。彼は精子バンクに精子を提供し続ける精子ドナーなのだ。彼は自分のことをホモセクシュアルでもヘテロセクシュアルでもなく「ドナーセクシュアル」だとしている。
シリコンバレーで働くコンピューターセキュリティの専門家であるアーセノートさんは、これまでセックスをする相手に出会ったことがない。しかし自分の精子を欲しがる夫婦のために精液の提供を切らさないようにする使命を感じているという。彼は「自分の性的なエネルギーは100%精子の生産につぎ込んでいます。子供のいない夫婦のためです。」と言い、おそらく40歳で15人の子供がいる童貞になるだろうとつけ加えた。
アーセノートさんは無償で精子を提供しているが、これについて食品医薬品局から停止命令を受けたことがある。食品医薬品局は彼が伝染性の病気の拡散を防ぐため必要な予防措置を受けていない恐れがあるとしたためだ。しかし彼は同局の命令は悪しき先例をつくると考える人々から共感をもって受け入れられている。
また彼のもう一つの行動は別の論議も呼んでいる。彼は自分がマスターベーションをしているところをネットに100件以上投稿しているのだ。それも通常の方法でなく、水球のボールを使ったり、冷凍したブルーベリーを使ったりしている。
だが何が起きようと、彼は結果が方法を正当化すると信じている。特に有名キャスターのアンダーソン・クーパー司会の番組「アンダーソン」で、初めて自分がドナーとなった子供に会った後はその意を強めたようだ。「僕は感情的になりすぎないようにしようとしています。」「あの子が幸せな家庭で元気にしていれば僕はすごくハッピーなんです。」「あの子に思いやりの遺伝子があり、ご両親がそれを育んでくれることを祈ってますよ。」(Huffington Post)
論議を呼んだという問題の動画はこちら。童貞のマスターベーションが見たいという18歳以上の方限定。【吉】