性転換者、初めてミス・イングランドに参加
イギリスはウエストヨークシャー州リーズ在住のジャッキー・グリーンさん(18)が、性転換者として初めてミス・イングランドに応募した。グリーンさんは16歳の時タイで手術をうけたイギリスで最年少の性転換者。ジャック・グリーンという名で男性として生まれたが10歳の時から女性として生活をしていた。コンテストには彼女の経歴を知らないスカウトから出場を打診されたという。
彼女はこれを機会に弱者へのいじめやトランスジェンダーの問題について意見を述べたいと考えている。「ロンドンで開催されたブリテンズ・ネクスト・トップ・モデルのショーを見にいった時、スカウトに声をかけられて本当にびっくりしました。ミス・イングランドは一流のコンテストです。優勝したいです。私にも他の女性と同じようにチャンスはあるはずです。」と彼女は語った。
グリーンさんは4歳の頃から性を変えたいと望んでいたという。10歳の頃には髪を長くし、女子用の制服で学校に通っていた。12歳の時、母のスージーさん(43)は彼女をアメリカのクリニックにつれていき、男性の性徴を止めるためにホルモン治療を受けさせた。330万円かかる性転換手術のため、母親は家を抵当に入れたという。いじめのため5度ほど自殺も考えたという。「母には感謝してもしきれません。母は私の命を救ってくれたのです。」とグリーンさんはいう。
現在コンテストはミス・フレッシュ・フォトグラフィックの段階。一般からの投票で準決勝に進む参加者を決定する。(The Sun:画像あり)
グリーンさんに関する記事はこちらにも"I had sex swap op
on my 16th birthday"(The Sun)【吉】