2年半便座に座り続けた女性
シンガポールの女性が、2年半便座に座ったまま生活をしていた。
ミー・ヤン・リョンさん(58)は2009年3月25日から902日間便座に座りきりで、寝る時も食事をする時も便座に座ったままだった。彼女は「自分を居座らせる力を感じる」と言うが、なぜそう感じるかについては分からないと語る。
夫のキアン・アン・オンさんによれば、この約900日間彼女は全裸で暮らし、便座を離れシャワーを浴びたのはこれまで18回ほど。夫としか話をせず、息子のジン・イーさん(27)とも話そうとしなかったという。オンさんはこれまで何度か妻を便器から離そうとしたが、リョンさんはいつも何かに押えつけられているといって拒否した。オンさんはついに救急隊を呼んで近くの病院に連れて行くことにした。「救急隊がうちの部屋にきて、妻を抱え上げ、タオルに包んで車椅子で病院に連れて行きました。」と彼はいう。
息子でフリーランスのジャーナリストのイーさんは、ニュー・ペーパー紙から母親を放っておいたことについて尋ねられ、こう答えている。「母と私は性格が似ています。」「二人ともはっきりした性格で、たびたび言い合いになりました。」「母はああいう状態になってからますます頑固になりました。だから対立が起きるのを避けようとしていたんです。」
オンさんは世話が難しい妻を置き去りにしようと考えたこともあったが、思い直したという。リョンさんはトイレで暮らしている間、オンさんが用意したかゆやパン、ビスケットなどを食べて暮らしていた。(Mail Online)
2008年アメリカでも同じような出来事がありましたな。(2年間トイレに座り続けてトイレと一体化した女性、便座ごと病院へ運ばれる:痛いニュース)
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