人魚の襲撃で建設工事中断
ジンバブエの水資源大臣が明かしたところによると、同国の東端の都市、ムタレに近いゴクウェで建設中の貯水池の現場で、作業員が人魚に脅かされ工事が中断しているという。サミュエル・シペパ・ンコモ水資源大臣は議会の委員会に対し、作業員は現場に戻ることを拒否していると説明した。大臣は唯一の解決策として、伝統的なビールを醸造し、精霊をなだめるための儀式を行うべきだとしている。同国のヘラルド紙には、大臣は「現場に送り込んだ職員全員が、決して現場には戻らないと言い張っています。」と説明したと報じられた。ベテラン政治家の一人は、人魚は国中の貯水池にいると語ったという。
工期を大幅に遅れているこの工事は、ジンバブエが国民に十分な水を供給し農業生産を高めるためには不可欠。多くの国民がキリスト教と伝統的な信仰が結びつけている同国では、人魚などの架空の動物の存在が広く信じられている。(IOL News)【吉】
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