ハイスクールを襲った謎の症状の解明にエリン・ブロコビッチ乗り出す
「ニューヨークの女生徒に謎のチック状の症状流行」で紹介した、ハイスクールの14人(前回より2人増えている)の女生徒と1人の男子生徒に現れた謎の症状について、エリン・ブロコビッチさんが調査に乗り出した。
ブロコビッチさんは今回の症状が1970年、列車の脱線の際こぼれ出した化学物質に関連があると見ている。30,000ガロンの毒物が流れ出した場所が校庭として使われている可能性があるというのだ。彼女は校庭からしみ出していたオレンジ色の物質について調査を始めている。一方で校内にある天然ガスが水や空気を汚染している可能性や集団ヒステリーについても調査が進められている。
症状が現れた一人、ロリ・ブラウネルさんが投稿した動画では、彼女が喋りながらさかんに左手の指を動かしながら顎や髪に触れ、時折鼻を鳴らす様子が映し出されている。仮病だという意見への反論として彼女のように何人かの学生が動画を投稿している。
別の女子学生、チェルシー・ドゥマーズさんは「私は常にけいれんしているようになりました。あまりけいれんが続くので泣き出したくなる時もあります。あまり体が動くので午後4時頃にはすっかり疲れてしまいます。」「皆に見られている気がしてお店にも行きたくありません。」という。(The Sun)【吉】