イギリスの室内牛、すくすく成長中
イギリスのトレーシー・マーティンさんの農場で産まれた、イギリスでおそらく最小の子牛「クレメンタイン」は、出生時わずか15kg。同種の一般的な体重の約半分だった。マーティンさんはこの子牛が屋外で過ごせるようになるまで家の中で飼っている。
他の家族が気温が零下の屋外で風雨を耐え忍ぶ中、クレメンタインはストーブの横の犬用のバスケットの中で、3時間ごとに特別に調製されたミルクを与えられている。
クレメンタインが生まれたのは2月12日。マーティンさんはブログに「農場に新しい命、エアーシア種の早産児クレメンタインが産まれました。」「予定より10日も早く産まれ、母牛の健康も優れなかったためとても小さな牛です。健康な子牛は30kgあるのに15kgしかありません。」「この牛は家の中でたくさんの愛情と世話を受けて育てられています。」と書いている。
家の中の暖かい寝床で寝ているばかりでなく、クレメンタインは農場の2匹の犬とすっかり仲良しになったという。
この牛が屋外で暮らせるようになるのは少なくとも4週間かかるということだ。(Metro:画像あり)【吉】