中国の少女、タイムトラベルをするため自殺?
中国の二人の少女がタイムトラベルをするため自殺したと中国日報が報じた。人気のテレビドラマに影響を受けたものと考えられている。今回の事件でタイムトラベルを主題にしたドラマは再度注目を浴びるものと考えられる。中国政府は最近この種のドラマをゴールデンタイムで放映することを禁じたばかりだった。
自殺をしたのは福建省に住む五年生の少女。二人はプールで入水自殺をしたが、死後タイムトラベラーになりたいと記した遺書が残されていた。一人の少女は清朝に戻ったり、宇宙旅行をしたいと願望を記していたが、もう一人の少女はガレージのリモコンを無くしたことを両親に言えず胸を痛めていたらしい。
中国日報は少女に影響を与えたとされるドラマを特定していないが、中国のドラマはしばしばストーリーにタイムトラベルを取り入れるという。概してドラマの登場人物が死後古代にタイムトラベルをするというものだ。
ウォールストリート・ジャーナルによれば、中国南東部の新聞社による非公式の調査で、小学生の16人中14人はタイムトラベルが可能だと回答したという。タイムトラベルが可能なのは死後だと思うかどうかまでは調査はされていないという。
中国青少年研究センターのSun Yunxaio副理事は「学童は好奇心は旺盛ですが判断力に欠けています。そのためどの時代にもこうした悲劇はおきるのです。」と語った。(NY Daily News)
ガレージのリモコンの方が気になる。そんなことで死ぬなよ…。【吉】