プーチン首相のトラ捕獲画像にヤラセ疑惑
ロシアのウラジーミル・プーチン首相がトラを撃った時のものとされている画像に疑惑が起きている。
この画像は保護活動家に協力してトラを麻酔銃で撃った時のものとされ、横たわったトラの横にプーチン氏が写っている。
しかしロシアの環境保護活動家ドミトリ・モロトツォフ氏はプーチン氏の話は筋が通っているとは考えていない。写真に写っているトラは野生のものではなく、従順な動物園のトラだというのだ。写真のトラをハバロフスク動物園のトラと比較したところ、モロトツォフ氏は「99.9%」同じトラだと断定した。氏は「これは環境保全やトラの保護とは何の関係もなく、プーチン氏の株を上げることが目的です。」という。
当然ロシア政府は疑惑を否定している。政府のトラ保護計画に関わっているナタリヤ・レメニコワ氏は、モロトツォフ氏は先の選挙に不正があったとする抗議団体と同じように、プーチン氏を中傷しようとしていると語った。(GAWKER)【吉】