私は70歳。さあいらっしゃい、処女を捨てる用意はあるのよ。

　イギリスのクラブ歌手のパム・ショーさん(70)さんは５月９日、処女を捨てる用意があると発言した。
　CMやコメディドラマ「シェイムレス」、2006年のコメディ映画「宇宙人の解剖」でも活躍している彼女は、これまでずっと忙しくて交際相手を見つける暇がなかったという。仕事では「セクセーショナル・パム」という色っぽい芸名を名乗り、トム・ジョーンズやロジャー・ムーアといったセックスシンボル達と交流があったにもかかわらず、これまで男性と寝たことは一度もないという。
　ショーさんは婚前交渉は認めないという。そしてこれまで独身でいたということは間違いなく彼女が処女であることになる。
　そして彼女は言う。「時が来たわ。思い切って男性に抱かれる用意はできたの。」「けれど私の理想はいまだに高いのよ。背が高くて日に焼けたハンサムな大富豪がいいわね。」「結婚にゴーサインを出す決意はできているの。多分男性に抱かれる決意もね。何事にも遅すぎるということはないわ。ジョーン・コリンズ(イギリスの女優。50過ぎでプレイボーイ誌の表紙を飾り、これまでに５度結婚。最後の結婚は2002年69歳の時。)をご覧なさい。」
　ショーさんはクラブで歌う時は露出度の高いドレスを身につける。「よい結婚相手になりたいわ。」「歳は70だけど心は若いの。自分の歳を言うと皆信じないのよ。」「私が素敵にみえるのは多分未婚で子供もいないからね。私は楽しくてエネルギーに満ちた人間よ。」
　ショーさんは母親のリリアンさんが1995年に97歳で亡くなるまでグレーター・マンチェスターのウィガンに一緒に住んでいた。彼女は60年代にタレント発掘番組「オポチュニティ・ノックス」で優勝し、歌手としてキャリアをスタートした。コメディアンのケン・ドッドや歌手のエンゲルベルト・フンパーディンクとラスベガスでショーを始め、ボルトン・カジノでの１週間の公演ではトム・ジョーンズと楽屋が一緒だったという。
　「絶頂期にはオファーが絶えなかったわ。」と彼女は言う。「男性は皆私の衣装を見て(男性関係で)忙しいと思ったのよ。」「けれど実は男性と親密にしたことはなくて、キスもしたことがないのよ。セクシーな芸名でセクシーな衣装をつけていたけど、すべては仕事のためよ。」「男性をゲットする時間はなかったわ。働きすぎて毎晩１時間しか寝られない時もあったの。婚外交渉を受け入れるつもりはなかったし、結婚は夢を諦めることを意味してたから。」
　世界レベルのセクシーな男性に囲まれていた時も彼女は純潔を守りとおした。「トム・ジョーンズはとてもいい男だったし、彼の前座でステージに出る前には時々おしゃべりもしたわ。60年代の末には競演もしたの。楽屋はカーテンだけで仕切られている状態でね。」
　彼女はエンゲルベルト・フンパーディンクが彼女と交渉を持ちたがっていたとも語る。「60年末にエンゲルベルトと私はリーズにある同じ下宿に住んでいたのよ。」「彼はいつも女性に色目を使ってしまいには下宿への女性の連れ込みを禁止されたの。私にも気のあるそぶりを見せていたけど、ママが監視役でおかしなまねはさせなかったわ。」
　彼女の眼鏡にかなった男性はこれまでに２、３人いたという。「1976年にブラックプールで油田で働く男性からプロポーズされたの。その時はイエスと答えたけど、後で彼を好きじゃないことに気がついて婚約は解消したわ。」「ベッドを共にしてもいいと思ったただ一人の男性は、マルタで私が歌っていた時毎晩聞きにきてくれた男性ね。でもその時は身を固めるつもりはなかったから、そうならなかったけど。」(The Sun：ショーさんの画像あり)【吉】

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