「当方27歳女性。私と娘を食べてください」偽の広告を出したサディスト逮捕
スイスで、友人の警察官の妻と12歳の娘の名をかたり、人肉食をほのめかす広告を出したとしてハンス・ウールリッヒ・ルーデル(53)が告訴された。
ルーデルは親子の名をかたり「熟練した厳しいご主人様かサディストの方、私たちを意志のない動物にしてくださる方」を探しているとし、「私たちを串刺しにして焼き、解体したり『お菓子』にすることに興味がある男性にもお会いしたい」という広告をネット上に掲載した。
ルーデルは友人の警察官ピーテル・ヨアキムさん(50)が妻のパトリシアさん(27)と離婚について争っていることを知り、ヨアキムさんの味方をするためにこの広告を出したとしている。ルーデルは警察に「パトリシアには目の前から消えてほしい。養育権はピーターにとってほしい。」と語った。また「お菓子」という言葉は食人を意味するとしている。
この広告には20人あまりから問い合わせがあったが、その中に覆面警官がまぎれこみ今回の逮捕につながった。
ヨアキムさんも今回の件で当初逮捕されたが、広告の件は何も知らなかったとして数日後に釈放されている。
ルーデルは調べに対し、誰かがパトリシアさんを「どこかにやってくれる」ことを期待したと答えている。パトリシアさんが最終的に死に至ることを知らないままSMを楽しむと考えていたという。「パトリシアが解体屋に拾われ二度と目の前に現れないことを望んでいた。」と彼は語った。
都市計画事務所に勤務するルーデルは1988年に儀式の中で若い女性を射殺し、木の枝に突き刺したとして約10年服役しており、2010年にも殺人を示唆したとして逮捕されている。ルーデルとヨアキムさんはスイスの保守政党、スイス保守民主党の支部を設立した仲間。ルーデルはSMクラブに通い、「マルキ・エル・ディアブロ」と名乗っていたという。(The Sun)【吉】
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