棺から起き上がり「おとうさん、お水」と言ったあと死んだ男児
ブラジルのニュースサイト"ORM"によれば、棺に入れられた2歳の男児が突然起き上がり、水が欲しいと言った後再び倒れ死亡するという事件があった。
この男児ケルビン・サントスちゃんは6月1日ベレムの病院で肺炎の治療中に呼吸が止まり、午後7時40分に死亡と判定され遺体はビニール製の袋に入れられ遺族に返された。遺族たちは遺体を自宅に運び、棺に収めて通夜を行っていたという。しかし翌日葬儀が行われる1時間前、ケルビンちゃんは棺の中で起き上がり「おとうさん、お水」としゃべったという。
父親のアントニオさんはいう。「皆叫びだしました。皆目の前の光景が信じられませんでした。私たちは奇跡が起きて息子が生き返ったと思いました。」 アントニオさんはケルビンちゃんを急いでアベラルド・サントス病院に連れていき、医師が再検査を行ったが生命の兆候はないと確認された。アントニオさんはいう。「医者は息子は本当に死んでいると言い、我々がこの目で見たり聞いたりしたことに関する説明はありませんでした。」遺族はケルビンちゃんがまた起き上がることを期待して葬儀を約1時間遅らせたが、午後5時に埋葬することにし、地元の墓地に埋葬された。
アントニオさんは医師の誤診があったとして警察に届け、警察は捜査を開始した。「息子を蘇生させようとして病院にかけつけた15分後、医者は息子は死んだと言って遺体を渡してきたんです。おそらくきちんと検査していなかったに違いありません。死んだ者が起き上がって話などしません。真実をつきとめようと決意しました。」と彼は語った。地元警察は7日、ケルビンちゃんが危篤状態で病院に運ばれ、呼吸不全、心不全で死亡宣告が行われたことを確認した。(News.com.au)
最後の一言が可哀想すぎる。【吉】