子の死骸を背中に乗せて運ぶ母イルカ、目撃される
イルカウォッチングで知られる中国広西チワン族自治区の沖で子供の死骸を背に乗せ運ぶ母イルカが目撃された。
ボートに乗ったツーリストが見守る中、子供の死骸は母親の背を5度すべり落ちたが、そのたびに母イルカは死骸を引き寄せ背に乗せ泳いでいたという。子イルカの腹には約30cmの切り傷があり、イルカウォッチングなどのボートのスクリューに巻き込まれたものとみられる。
イタリアのテチス研究所(Tethys Research Institute)のジョアン・ゴンザルヴォ氏も同様に背に子の死骸を乗せて運ぶ母イルカを見たことがあるという。その彼は1年後にはイルカの群れが死にそうな仲間が泳ぐのを助けている場面を見た。(Mail Online:画像あり)【吉】