家から逃げた犬、80km先で電車に乗っているところを見つかる(動画あり)
英国ケント州グレーブセンドに住むアボット家は、ある日飼い犬のフランキーが姿を消し探しまわっていた。一方その頃約3km離れた駅の監視カメラはホームにいるフランキーの姿を写していた。フランキーはロンドン行きの急行が止まると、乗客たちの間をすりぬけて急行に飛び乗った。
フランキーは約30分電車の旅を楽しんだが、キングズクロス駅手前で車掌のリチャード・チーズマンさんに見つかり保護された。フランキーは駅事務所で駅員から水をもらい、駅員が首輪に書いてあったアボット家の電話番号に連絡した。
電話を受けたジェーン・アボットさん(47)は電話をうけて驚いた。家からキングズクロスまでは約80kmの距離があるのだ。家の近所ばかり探していたアボットさんは、フランキーは盗まれたのかもしれないと思ったという。「いつも朝起きるとフランキーがやってくるのですが、その日は姿を見せませんでした。家の周り中を探しましたが何の手がかりもありませんでした。」 ジェーンさんと娘のステファニーさん(22)は約7,000円の切符を買ってキングズクロスに向かった。
「監視カメラの映像は気に入っています。YouTubeで話題になるかもしれませんね。」「わからないのは、フランキーを電車に乗せたことはないのになぜ電車に乗ろうとしたのかということです。」 サザンウェスタン鉄道会社は、「フランキーが飼い主のもとに戻れて喜んでいます。」とコメントを発表した。(The Sun)
ロシアではのら犬が地下鉄で通勤するらしい。【吉】
<関連記事>
◆「毎朝バスで通勤する謎の白ネコ(画像あり)」(2007.4,イギリス)
◆「バスで移動するネコ」(2011.12,イギリス)