頭に鉄棒が刺さった建設作業員、生還(画像あり)
8月15日ブラジルのリオデジャネイロの建設現場で、エドゥアルド・レイテさん(24)が作業をしていたところ、5階上から長さ約1.8mの鉄の棒が落ちてきて頭を貫いた。鉄棒はレイテさんのヘルメットを貫き、後頭部から刺さった鉄棒は両目の間から突き出して止まった。リオデジャネイロのミゲル・コウト病院でレイテさんの頭から鉄棒を抜く手術が行われたが、手術は5時間にわたった。あと2、3cm鉄棒がずれていたらレイテさんは片目を失い半身不随になるところだった。
病院のLuiz Essinger医師はレイテさんが生き延びたのは「まったくの奇跡」と語った。「彼が手術室に運び込まれ、開頭されました。」「医師がレイテさんの脳を検査し、鉄の棒を前から、脳に入ってきたのと同じ方向へ抜くことに決めました。」 レイテさんは病院に搬送された時意識があり、医師になにがあったか語ったという。手術後レイテさんの意識ははっきりしており、手術による副作用もみられないという。「レイテさんは5時間にわたる手術に少し愚痴をいったものの、良好な状態は続きました。」「頭が少し痛いと言っています。」
レイテさんの妻リリアン・レジーナ・ダ・シルバ・コスタさんは恐ろしい事件にショックをうけたと語る。「頭に刺さった棒を上に向けて救急車に横たわっていたと聞きました。」「夫は横になったままで顔は血まみれでした。夫は何も起きていないような様子だったといいます。」「病院にかつぎこまれるとお医者さんに特に痛みも何も感じないといったそうです。信じられません。」
脳神経外科のルイ・モンテイロ科長はレイテさんはあと2、3cmで片目を失うか半身不随になるところだったと語った。鉄棒が刺さったのは脳の機能的に重要でない部分だったという。レイテさんは少なくとも2週間入院する予定。(Mirror:頭にぐっさりの画像あり注意。)【吉】
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