深夜の迷惑カラオケに点数をつけ近所に貼り出す
ロンドンのハックニーに住むオリー・ビールさん(33)はある夜近所の夜通しのカラオケ大会のおかげで一睡もできなかった。そこで彼がとった行動は通報するでもなく、怒鳴り込むでもなく、近所の掲示板に貼紙をすることだった。
「バルコニーで歌ったり叫んだりして俺たちを一晩中眠らせなかった奴らへ」で始まる貼紙は「『素晴らしい』パフォーマンスをありがとう。」「君の家のテラスは115軒に面している。全くパーフェクトなステージだった。きっと俺達の評価を聞きたいだろうね。」と続く。
そして彼は一曲一曲に評価つきの点数をつけたのだ。2時23分に歌われた「ピンボールの魔術師」に彼は次のような評価を下している。
2:23AM 「ピンボールの魔術師」 ザ・フー
ひどいもんだ。10点中3点。ザ・フーが君らの歌を聞いたら、ピート・タウンゼントがロリコンであることより恥ずかしく思うだろうね。
3時14分に歌われた「ウォーク・ジス・ウェイ」に対しては「最低点。10点中1点。」と厳しい評価を下している。これに対し8時20分の「タイニー・ダンサー」にはより寛大な7点をつけている。「実際よかった」「いつも思ってるんだが、2時間しか寝なかったら『タイニー・ダンサー』を叫んで歌うようなマヌケになるのも仕方ないね。」 そしてビールさんは最後を「お前らが嫌いだ」で結んでいる。
ビールさんはこの貼紙の画像をツイッターで流し、話題となった。2009年にも彼がバージン・アトランティックに向けた食事についての苦情の手紙がネット上で話題になっている。(Telegraph:画像あり)【吉】