飼い主の死後1か月飲み食いできなかったデブ猫、脂肪のおかげで生き延びる。
英国のウェストミッドランズ署に、ウォールソールのある家からいやな匂いがすると通報があった。かけつけた警官は室内で4週間にわたって水も食べ物も与えられていない瀕死の2匹の猫を発見した。しかし猫の体重を量ると、1か月飲み食いしていなかったにもかかわらず、普通の猫の2倍、9kgあったという。
高齢の飼い主は1か月前に入院した後亡くなったが、猫の面倒をみる親戚がいなかったか、親戚に連絡するひまがなかったものとみられる。18か月と3歳の2匹の猫は豊かな脂肪の蓄えで生き延びた。2匹の猫の面倒をみる王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、体型から2匹をローリーポーリー(おきあがりこぼし)、プリンと名づけた。RSPCAのジュディス・ホーさんは「猫は食べ物を一切とれず、家をトイレにしていたため、近所の人が匂いについて警察に通報しました。」と語った。RSPCAでは2匹の引き取り先として、健康に配慮してくれる里親を捜している。(The Sun:デブ猫画像あり)【吉】