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2012年10月21日 (日)

ジャングルでサルに育てられた女性、自分の経験を綴った本を出版

 子供の頃コロンビアのジャングルでサルに育てられた主婦が自分の体験を初めて明かした本が出版され、TVのドキュメンタリー化が検討されている。
 マリナ・チャップマンさんは人さらいにジャングルの中に捨てられて以来、鳥やウサギを素手でつかまえることを覚えたという。このターザンのようなエピソードは彼女が猟師に発見され終わりを告げた。しかし彼女はククタの売春宿に売られて売春婦として育てられ、新たな苦難が続いた。彼女は売春宿を抜け出し何年かを路上で生活した。何度か逮捕され留置場に入れられたが、最終的に十代半ばで一般家庭にメイドとして雇われ、マリナ・ルツという名前をつけられたという。20代半ばの頃、彼女は仕事で6か月間イギリスのブラッドフォードに滞在する隣家の家族とともにイギリスへ向かった。そこの教会の会合で29歳の細菌学者、ジョン・チャップマンさんと出会い、1977年に結婚した。
 彼女と家族は南アメリカでの人身売買の恐怖を伝えるため、今回彼女の出自を明らかにすることを決意したという。彼女は1950年頃生まれ、5歳の時に誘拐されジャングルに捨てられた。「誘拐が失敗したんだと思います」 娘のバネッサ・ジョーンズさんはいう。映画やTVの構成を行なっている人物が、彼女の本「名前のない少女(The Girl with No Name)」の出版に貢献した。彼女はサンデータイムズ紙に語る。「母が思い出せるのは口を麻酔薬で覆われたことだけです。それ以前のことで思い出すのは幼児の頃黒い人形を持っていたということだけです。」「母は自力で生きていく方法を学びました。一度は毒の実を食べて非常に具合が悪くなったこともあるといいます。」「母は私や妹の枕元でジャングルについて話してくれました。私達は変な話だとは思いませんでした。母が自分の昔話を語ってくれただけですから。ですからそういう母を持つことは何も特別なことではないんです。」
 専門家は、サルが若い人間を仲間に迎え入れることは知られており、ウガンダでジャングルに置き去りにされた4歳の少年が1年以上サバンナモンキーの群れと暮らし、その後救出され人間社会になじんだ事例もあるという。
 チャップマンさんはブラッドフォードの国立メディア博物館で調理師として働き、その後問題をもった子供のケアをする仕事についている。彼女の本はすでに7か国で出版され、今年の4月にイギリスでも出版される。彼女についてのドキュメンタリー番組も企画されているという。(Telegraph)【吉】

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10月 21, 2012 at 11:05 午後 今日のトピックス |

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