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2012年12月 2日 (日)

1950年代の少年少女向け原子力科学キット(ウラン付き)

 テネシー州オークリッジにオークリッジ大学連盟という組織があるが、そこの保健物理学歴史器具博物館のコレクションが興味深い。
 「原子力玩具」のコーナーの、1950年代の科学キット「ギルバートウラン238原子力ラボ」の説明にはこうある。「セットには4タイプのウラニウム鉱石、ベータ・アルファ線源(鉛210)、ベータ線源(ルテニウム106)、ガンマ線源(鉛65?)、スピンサリスコープ、短期間アルファ線源(ポロニウム210)つきの霧箱、検電器、ガイガー・カウンター、マニュアル、コミックブック「ダグウッド原子を分解する」、政府のパンフレット「ウランの採掘」がついてくる。他のギルバート・セット(No.11原子エネルギーセット)でもスピンサリスコープ、鉱石、マニュアルがついてくるが、ガイガー・カウンターは別売となっている。」
 当時の最先端の科学技術に胸をときめかせる少年少女の思い、科学好きの子供達に夢を与えたいというメーカー側の良心は伝わってくるが、ご家庭で放射性物質を手軽に扱えるってどうなのだろう。一応放射能マークはついているが、友達のジョージが遊びにきた拍子にポケットにウラン238を入れたままボブは出かけちゃったりしなかっただろうか。妹のアンが間違えて口に入れちゃったりしなかっただろうか。心配なことである。
 この他にも、ウラン鉱脈を掘り当て大金を儲ける1955年のボードゲーム「ウラニウム・ラッシュ」、おもちゃのガイガー・カウンターなどもあり、60年前のアメリカの原子力をめぐる牧歌的スタンスが伺える。
 その他事故の20年後にデンマークで作られた鉄道模型用のスリーマイル原発の模型、1998年に映画アルマゲドンのプロモーションで販売されたものの商品不買運動をひきおこした「ネッスル原子力チョコバー」が見どころ。【吉】

12月 2, 2012 at 03:40 午後 |

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