60年前に無くした自転車、木の幹にのみこまれて見つかる
ワシントン州バション島で60年前一人の少年が無くした自転車が、地上1.5mの高さで木の幹にのみこまれているのが発見された。
バション島に住むヘレン・パズさん(99)は1954年、島に住む人から女児用の自転車をもらった。当時パズさんはご主人を亡くしたこともあり、地元の人々から優しくされていたという。「みんなとても同情してくれて、気前が良かったんです。」と彼女はいう。「女児用の自転車でしたが、8歳だった息子のドンが乗るのが自然だと思いました。」しかし女児用の自転車に乗るのがかっこ悪いと思ったドン君は、都合よく「無くした」ことにしてしまった。
そして60年後。パズさんは地元の新聞で、地上1.5mの高さで木の幹に半分飲み込まれている子供用自転車の記事を見た。パズさんとドンさんが道路から15mほど入ったその木を訪れてみると、その自転車はまさにドンさんが昔「無くした」自転車だったという。(Huffington Post)ソース記事には「50年前」とありましたが、1954年から計算すると59年のため、約60年前としました。【吉】