カリフォルニアのモーテルで発見されたスウェーデン語を話す男性の謎解ける
今年カリフォルニア州のモーテルで、アメリカ生まれのマイケル・ボートライトという身分証明書を持っているにもかかわらずスウェーデン語しか話せないヨハン・エクと名乗る男性が発見された出来事について、その謎が明らかになった。
17世紀ヨーロッパを研究・再現する団体、「創造的時代錯誤協会(Society for Creative Anachronism)」のスウェーデン支部はこの男性が同団体のメンバーで、一騎打ちチームに属し「ストロンボー」と名乗る人物だとしている。同団体のメンバー、ヨハン・カッセルさんはスウェーデンの英語ニュースサイト"The Local"の取材に対し「彼の一騎打ちの実力は大したものです。上級者の一人です。」と語っている。
カッセルさんによればボートライト(=ヨハン・エク=ストロンボー)さんは80年代にスウェーデンに住んでいた頃言葉を覚えたという。「彼はスウェーデン語がとても上手でしたが、なまりがあり英語圏出身だと識別はできました。」 またカッセルさんはボートライトさんがランヴァルド・ゲランソン・エクという男性と親交があり、そこからヨハン・エクという名前を思いついたのだろうとしている。
ボートライトさん(61)は今年2月カリフォルニア州パームスプリングのモーテルの一室で意識不明になっているところを発見された。彼の診察にあたった医師は、彼はおそらく一過性全健忘症にかかっているのだろうと語っている。(Social Reader)【吉】