ホームレスを殺し、切り落とした首でサッカーをした若者
モスクワ東部で、酒に酔った10代の若者2人が「見かけが気に入らない」という理由でホームレスの男性を襲い、斧やのこぎり、ナイフを使って首を切り落とし、落とした首でサッカーをした上でごみ箱に蹴りこみ、体を路上に放置するという事件が起きた。若者の名前は明らかになっていない。
警察は路上に残された遺体から続いてた血の跡を追って犯人のアパートにたどり着き、殺害に用いられたとみられる凶器を発見した。アパートも血にまみれていたと国有通信社RIAノーボスチは伝えている。
モスクワの調査委員会(The Moscow Investigative Committee)はこの事件について調査中だが、被害者の首がごみ収集車で運ばれてしまったため、その身元の特定もできていないという。この若者は殺人で有罪になってもロシアでは懲役15年にしかならないという。(Daily News)【吉】