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2013年11月19日 (火)

南アメリカで毛が生えたへんな虫見つかる

 南アメリカの熱帯雨林で奇妙な昆虫がみつかった。体長7mmのこの虫は金色をしており、細長い体はオレンジ色の点と縞の模様がついている。後部からは毛のような触角が生えている。研究者はこの虫は幼虫であり、テングスケバ科、ハゴロモモドキ科、アシブトウンカ科、グンバイウンカ科のいずれかの幼虫であると考えている。
 ハーバード大学と各国の博物館の研究チームは3週にわたってスリナムの未踏査の熱帯雨林を探査したが、この幼虫はこの探査中発見された60の新種の生物の一つ。熱帯生態学者で保全生物学者のプリンストン大学、トロンド・ラーセン教授はこの生物について何日間か調査を行った。彼は「何時間かかけて水生の幼虫の棚を調べ他の種と比較しましたが、16種から4種に絞ることしかできませんでした。」と語る。
 ある種の水生幼虫の尻からは虹色の「尾」が生えている。これは実際にはろう状の物質でできており、腹部の特殊な分泌腺でつくられるという。このろう状物質には様々な役割があり、ある種では尾が扇状に広がり落下のスピードを抑えるという。また捕食者の注意をそらす役割もあるという。
 「この昆虫はこれまで発見されたどの種とも特定できませんでした。確信をもってある種に分類することはできません。」とラーセン教授はいう。「我々が知っている4種のどれかかもしれませんが、特定することは困難です。」
 生物学者の国際チームはスリナム南東部の山岳を研究していた。これまであまり探査されていない自然が残る地域で、地球上で辺境にあり未調査な地区のひとつだ。スリナムは世界の熱帯雨林の25%以上を含む南アメリカのギアナ高地に位置している。人口は比較的少なくいまだ熱帯雨林の95%が保全されているが、採掘、道路建設、ダム建設などの開発圧に直面している。研究者は水質と1,378種の植物、アリ、甲虫、バッタ類、魚、両生類、鳥類、哺乳類のデータを収集している。
 調査チームのリーアン・アロンソ団長はいう。「私は世界中で探査を指揮してきましたが、これほど美しい手つかずの原始林を知りません。」「スリナム南部は地球上で広大な熱帯の原始林が残る最後の場所のひとつです。」「発見された数多くの新種は、我々が調査を始めたばかりのこの雨林におけるおどろくべき種の多様性を示しています。」(Mail Online:画像はこちら。面白い形!)【吉】

11月 19, 2013 at 01:24 午前 今日の生き物 |

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