氷のホテルに火災報知器設置が義務づけられる
スウェーデンのユッカスヤルヴィに毎年トルネ川の氷を使って建てられるアイスホテルは観光地として有名だが、この冬アイスホテルに火災報知器がとりつけられることになった。
ホテルの広報担当者ベアトリス・カールソンさんは「それを聞いて少し驚きました。」「けれど納得はしています。我々にとって安全は第一です。確かにトナカイの皮やマットレス、枕など火がつくものはありますから。」と語る。
氷でできた建物に火災報知器とは異常に聞こえるかもしれないが、ホテルを毎年建て直すため
スウェーデンの住宅委員会が定める新築建物の規則に従う必要がある。
カールソンさんは今回の変更についてあまり気にしておらず、単なる法令遵守の問題だと考えている。「毎年ホテルは新築するのですから、常に新しいことに配慮しなければなりません。今年も同じことです。実際には少し驚きましたが。」と彼女は地元紙"Local"の取材に対し語っている。(The Local)【吉】