小鬼が現れ警察官逃げ出す
ジンバブエ、ブラワヨのンケタ7番地区の住民が、借家人が飼っていた「小鬼」をチャバララ警察署に持って現れたため警官が逃げ出すという事件があった。
事件が起きたのは1月15日の午後8時頃。ある家族が警察署に現れ、借家人が小鬼を飼っていたのでスーツケースに入れてきたと話した。
警官の一人はいう。「部屋から叫び声が聞こえたのでほとんどの警察官が仕事を中断し何が起きたのかかけつけました。最初皆スーツケースのまわりに集まり、何が入っているのか見ようとしました。」
家族に伴ってきた祈祷師がスーツケースを開けると、中にある血で満たされた瓶から奇妙な姿の生き物が飛び出してきたという。「誰も逃げ出せとは言いませんでしたが、警官でいっぱいだった部屋は次の瞬間には空になっていました。全員がドアから出られたとは思えないので、何人かは窓から逃げ出したのでしょう。皆叫びながら命からがら逃げ出しました。」
警官たちの小鬼の描写は様々だ。ある者は犬の頭がついた蛇のようだったといい、別の者はセンザンコウのように鱗が生えた犬だったと語ったが、ひどい匂いがしたという点では皆一致している。その後祈祷師が子鬼をとりおさえ焼き殺したという。
コメントを求められたブラワヨ警察署のBhekimpilo Ndlovu広報官は事件を事実と認めた。(Bulawayo24 NEWS)【吉】