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2014年1月 9日 (木)

瀕死の老人と一緒の画像を投稿した「悪魔の看護士」に罰金

 スイスで、勤務先の老人ホームの死に瀕した入所者の隣で写真を撮ってフェイスブックに投稿した看護士に約14万円の罰金が命じられた。Blaze Binder(37)はモーゲルスベルクの老人ホームに勤務していたが、閉所するにあたりこの動画を投稿し、自分は「魂を盗む盗人」であるとし、「サタン万歳」と書き込んだ。
 フィリピン生まれのBinderはフェイスブックでは「ゴーストインザダーク・サタニア・ブレイズ」と名乗り、2,000人の友人に対し自分は霊魂を狩っており、この老人が生きているか死んでいるか当ててみろと書き込んだ。地元メディアによって「悪魔の看護士」と名づけられたBinderは救急車の外で看護服でポーズをとるほか、ラテックスを着た女王様の扮装の画像を投稿していた。スイス看護士協会はこの画像について「衝撃的で驚きだ」としている。
 別の書き込みで彼女は「年寄りどもを何人か地獄に送って、残りは穴に放り込んで肥料にしてやる。へへへ。」と言っている。この書き込みが適切ではないというコメントに対し、彼女は「フェイスブックのページは私のもの。好きなことを書くわ。私の書き込みが気に入らない奴は黙っててね。死は普通のことだしいつだって人は死んでいくわ。」と反論した。ザンクトガレンの裁判所は「死者の平安を犯し」信頼を裏切ったかどでBinderを有罪とし、罰金に加え給与120日分に相当する執行猶予つきの罰金を言い渡した。
 事件が明るみになった当初地元紙ブリックのインタビューに対し、タトゥーを入れたBinderは画像を「美しい画像」であり、老人ホームでは死は日常のことだと答えた。また「画像をみて怒る人たちの気持ちがわからない」と言った。
 死んだ女性の肉親はBinderの行為を知り激怒した。息子のRuedi Forrerさん(66)は「あの画像はただちにネット上から削除されるべきです。」「老人ホームでなんであんなことが起きるのかわかりません。」と語った。
 もうひとつのスキャンダルは彼女の女王様としての副業が明らかになったことだ。フェイスブックでBinderはザンクトガレン地域で「悦びの女王」としてのサービスを行うと広告していた。また鞭や仕事で使う様々な器具の画像もあったという。(Mirror Online)【吉】

1月 9, 2014 at 11:29 午後 今日のトピックス |

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