無人マンションと巨大モニター
港区の金杉橋近くに建つゴールドクレストのマンション「クレストプライムタワー芝」。平成19年に竣工したが、平成22年現在画像で見るように夜明かりがつく部屋はわずかだ。売主のゴールドクレストが売っていないのか、売れていないのか、いずれにせよ明かりのついていないマンションはやはり異様な眺めである。
そして最近(H22年4月頃)、その向かいにあるロート製薬東京支社の屋上の看板が変わった。大きなモニタになったのだ。そしてそのモニタは昼はもちろん、夜も11時頃まで製品の宣伝や同ビル内にあるカフェの宣伝をしている。
そのモニタはそばを通る首都高やJRに向けてあるのだろうが、角度が微妙に上記マンションの方に振れている。その結果が画像のとおり、マンションの一部を照らしだすことになっている。
この一番明るい角部屋の窓からはどんな眺めが見えるのか。カーテンを開ければ窓いっぱいにモニタが広がっていたりしないか。夜部屋の電気を消しても明滅するモニタの光で明るかったりしないか。
マンションとロート製薬の間で何らかの話し合いがなされたかどうかは知らないが、一度窓からの眺めを見てみたいものだ。【吉】