船橋日大前駅の怪現象
京葉高速鉄道・船橋日大前駅で不思議な光景を見た。
ベンチに座って向かい側のホームを見ていたところ、向かい側のホームにあるベンチのうしろに妙な影がある。
誰も座っていないベンチなのに、座っている人の頭の影が映っているように見えるのだ。いや、頭だけでなく、うっすらと肩のあたりの影も見える。
こ、これは…。もしや、駅に棲む幽霊……!? いやいや、時刻は夜の8時頃。幽霊が出るにはちと早い時間帯である。
ふと後ろを振り向くと、自分が座っているベンチのうしろにも黒々とした影が。
おそらくベンチに座った人たちが壁に寄りかかった時に、頭の脂や汗が付着して出来た染みなのであろう。
駅名を見ればわかる通り、船橋日大前駅は日大の理工学部の最寄り駅だ。日大の学生さんたちの若いエキスが灰色の壁にクッキリと跡をつけたに違いない。おそるべし日大生。あなどりがたし頭の脂。【み】